<概要> 団塊の世代が企業を出された後の世界は?
・会社は給与の負担が減るが一時金、引当金がいるから、動き難い。
・株高で負担を減らしているところは一気に処理して、更に身軽になろうとする。
・団塊の世代は年金生活に入れない。年金が出ない。生活水準を下げたくない。
だから再雇用制度を使って、低賃金でも働き続ける。
・労働市場はサービス業へのシフトは続く。サービスセンターが沖縄、北海道、中国に出るメリットが無くなる。直ぐそばの低賃金労働者を使った方が良い。
・対面接客は若い女子。それ以外はジジイとババア。
・消費行動は何に支配されるか。良質の中古住宅。東京まで2時間の場所。本当の田舎には住めない。田舎にある都会、都会の延長で考えられる田舎。他の大都市圏も同様。
・踊るシルバー。何かやらなくてはと考えて無理やり始めるカルチャー・インテリジェンス。老人が行なう犯罪。老人を狙う犯罪。犯罪者が増える。
・始めてセキュリティに金を掛けるようになる。セキュリティ・サービス。
・会社に集まることが出来ないから情報ネットワークは重要だけど、共通価値が得られるか。会社人間。スポーツ、芸術、グルメ。
・金融商品は安定型とギャンブル型とあっても、全社へのシフトが鮮明。
・クルマは売れる。足が弱るから。車で入ってこれる店は残るが、それ以外は近所の店だけ。大型ショッピングセンターも中を大歩きするような作りは駄目。
・コンパクトでアドバンストなクルマ。シルバーの格に耐えるもの。プリウス:やや線が細い。CRV:もう少し洗練させて。ロードスター:文句無い。多目的バージョンがあると面白い。田舎に行くから雨・雪に強い。
・健康ビジネス。健康とコミュニティの両立狙い。このビジネスが外れはない。
・貴金属。
・「上質」はシルバーのキーワード。高級でなく、安物でなく。必ずしも高価でなく。本質がレベル以上。その人に相応しいものであること。
・団塊は何を目指すか。遊び・エンジョイ志向。ゲーム感覚あるいは亡者的な金儲け。健康・長生き志向。少しずれて宗教、命は所詮限りある。自分の始末・レ
ビュー・けじめ。振り返りビジネス。子供、孫への迎合型消費行動。社会貢献派。政治への参加。声を出し始めた民衆。企業を支えてきた人間が今度はコミュニティを支えよう、地域団体、国家を支える意識に目覚める。新たな存在価値の発見。
・行動するシルバー、行動しようとするシルバーは、其処にあまりにも多くのシルバーを発見して、嬉しく思う人と、又かと思う人と。群れる派はますます大きくなる。恐ろしい団体になる。どうでもいいと思う人間もいる。誰に貢献するのか。
・一時、じたばたしてもみんな納まるところに収まる。医者と坊主。 |