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20070402-3
クレジットカードの管理
     
  <概要>

大袈裟だけど、ポイントを当てにしてついつい増えてしまうクレジットカード。リスクをポイントと交換しているようなもの。いい加減に始末しましょう。

(1)転ばぬ先の杖。転んだ時の取っ手。紛失した時の緊急連絡先を一覧表にする。これって重要だね。でも、考えてね。電話の向こうではカードの番号を聞いてくるよ。カードの番号一覧を作っておくのか。是は拙い。カードの番号一覧は作っては駄目。銀行とかクレジットの会社には住所・氏名(フルネーム漢字)・生年月日・電話番号(届けてあれば携帯の番号も)ぐらいまで言えば対応してくれる。クレジットの下4桁まで記録ならリスクと個人確認のバランスが取れる線ですね。ですから、記載するのは銀行とかの緊急連絡先。これも時々はメンテナンスが必要でしょう。年1回ぐらい。

(2)口座にお金を置かない。クレジットの引き落とし口座を分けておいて、そこには測った分しか残金を置かない。引き落とされる前なら抵抗できるけど、引き落とされた後では、手続きは3倍かかるのではないだろうか。3倍に根拠はありません。口座を分けておくのも一つ。管理ロードがかかるかも。

(3)年会費が掛かるクレジットには加入しない。これは良く分かる。使わない(利用しない)でもお金が減っては油断できない。有料のクレジットは超限定でいつも使うものにするのが常識。あまり使わない有料物はNG。サービス期間とか、ある条件で無料になるものは有料と同じと考えて、基本的には入らないこと。

(4)支払は一括払い。リボ払いとかを進めてくるが、あれは支払の平滑化でなく、彼らの儲けの安定化のための施策で、利用者のメリットは全く無い。ここでもポイントでだまされる人がいるが、小さなサラ金を利用させられていると思って絶対避けること。

(5)クレジットの支払明細は記録する。請求が来たら付き合わせる。符合しないものは利用控えを請求する。これは毎月やってください。自分の思い違いのケースも含めてやや厚かましくてもやってください。

(6)カードの枚数は、あなたが普通の人なら、2枚から5枚未満に収めること。1枚はバックアップが効かないので不足です。5枚以上に分散すると、保有する効果が薄れて特典の類の恩恵も得られない。有料のカードは2枚以下にする。カードでの借金は50万円程度にみなされますから、2枚の人は100万円、4枚の人は200万円が自動的に借金していると見做されることがあります。条件の良いカードに切り替えながら使う場合は3枚を基本として、追加(+1枚)、削除(-1枚)をポイント交換などのタイミングでやるのも手です。

(7)ポイントの効果は無視するのがベスト。購買活動にいろいろ影響を及ぼしますからいったん捨ててください。もしくはベストポイントカード(1%以上のもの、永久不滅タイプ、など)を決めてそれだけを使っていればいいでしょう。PASMOでポイントが付くからと言って乗る電車を変える人が居たらおかしいでしょう。ポイントが気になって行動原理が変わるって、本末転倒そのものです。

(8)カードは長く使うと、いろいろ情報が滞留し漏洩しますから、損の発生しない範囲で切り替える考え方もあります。ただ登録時にもリスクがありますから、判断は必要。長く持つことに特典を付けるカードがあればその場合は長期保有を心がけたい。一見さんも長期保有者も全く同じ扱いをするようなところはメリットは無いと思って良いですね。今の携帯電話の料金と同じで、長期保有者がキャンペーンのコスト負担をしているようなものです。

(9)カードフォルダーに全部を入れては持ち歩かない。必ず2箇所以上に分ける。携行《2箇所》と自宅《1箇所》の計3箇所3枚。

 
     

 

 
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:Last updated at 2007/04/07 16:57:51

 


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